「ポーターのひとりごと」その5
1982年モンベルのクライミングに特化したブランド『ZERO POINT』 (ゼロポイント)の製品開発が始まりました。
当時はゼロポイントから開発された数々のクライミングギアがありシューズも登場していました。
大変な良心的な価格のシューズは学生だった自分には大変ありがたかったです。
しかし残念ながら1990年代に入る頃よりその開発は停滞期になってしまいました。

私はその頃入社しており少し寂しい思いをしていましたが時を経て30年後、2020年代に入り新たなクライミングシューズの開発にかかわることになりました。
ゼロポイントから2024年発売されたそのシューズはグラナイトと名付けられました。グラナイト=花崗岩です。クライマーがみんな大好きな岩質です。

このシューズの特徴は日本の岩場で安心して使える性能。湿潤な天候、不安定なブッシュ、様々な岩の形状をこなせ、長時間のクライミングに対応するです。
何と言ってもモンベル独自開発のラバーソールは雨の多い日本のコンディションを想定。このソールは登山、沢登りなどで高い実績がありました。
室内のクライミングは意識しない、不安定な自然、バッドなアウトドアでも使用するコトを意識して作り上げられたのです。
スポーツクライミングが隆盛な現代とは逆行するかもしれませんが、自然の中で活動するクライマーが欲しかったを再開発の最初の一足にしたかった。
ありがとう「攀じれ魂」ゼロポイント!!



