燕岳ツアー① 雨の中、憧れの燕山荘へ
それぞれの燕岳
「目標は燕岳に登ること」
「燕山荘に泊まってみたい」
「燕山荘でケーキを食べたい」
そんなお客様の「やってみたい」から実現した、まほろばの北アルプス燕岳ツアー。
9月28日(月)、午前3時にまほろばハウスを出発しました。
燕岳(2763m)は北アルプスの中でも屈指の人気を誇る山。
登山口周辺の駐車場は平日でもいっぱいになることがあるため、今回は事前に有料の第一駐車場を予約して向かいました。(2日間6600円)

燕岳の玄関口、中房登山口に到着したのは午前8時前。
天候は……しっかり雨(笑)。
雨具を着込み、装備を整え、8時30分に登山開始です。

雨でも賑やかな燕岳
さすがは人気の燕岳。
平日、しかも雨にもかかわらず、登山道にはたくさんの登山者の姿がありました。
個人で登られている方はもちろん、ツアーで来られている日本人グループ、そして外国人登山者の多さにも驚かされました。

雨は降り続いていましたが、樹林帯に入ってしまえばそれほど気になりません。
むしろ気温が上がらない分、涼しくて登りやすいくらいでした。

最近のまほろばツアーは、なぜか雨に当たることが多く、参加者の皆さんからも、
「○○の時の雨に比べたら、大したことないな」
なんて声が聞こえてきます。
……皆さん、確実に強くなっておられます(笑)。
もちろん晴れた山を歩く気持ちよさは格別ですが、雨の中での登山も大切な経験。
雨具の使い方、濡らさないための工夫、体温管理、足元への注意など、実際に雨の中を歩くからこそ身につくことがあります。
こうした経験の積み重ねも、登山のチカラになっていきます。
合戦小屋 2350m
燕山荘までの登山道は、第一ベンチ、第二ベンチ、第三ベンチ、合戦小屋と、おおよそ30分ごとに休憩ポイントが現れます。

無理をせず、一定のリズムで休憩を取りながら登れるのも、このルートの良いところです。
そして合戦小屋へ。
ここでは合戦小屋名物のスイカは誰も食べることなく、温かいうどんをいただきました。


雨の中を歩き続けて冷えた身体に、温かいうどんが染み渡ります。
身体も気持ちも温まったところで、再び燕山荘を目指します。燕山荘まではあと1時間ぐらい。
雨の中だからこそ、いつも以上に足元に注意しながら、そして標高も高くなってくるので体調を確認しながら、一歩ずつ標高を上げていきます。

そして14時15分。
無事、燕山荘に到着!

この時点でも雨はしっかりと降り続き、稜線では風も強く吹いていました。
本来なら燕岳山頂まで向かいたいところですが、天候を考え、山頂へ向かうのはやめて、燕山荘でこの日の行動を終えることにしました。
憧れの燕山荘で過ごす時間
濡れた雨具やザックを乾かし、着替えを済ませて、ようやくひと息。
暖かい山小屋の中でのんびり過ごしていると、その後も雨の中を続々と登山者が上がってきます。改めて、燕岳、そして燕山荘の人気のすごさを感じました。

美味しい夕食をいただいた後は、今回、お客様からいただいていたもうひとつのリクエスト。
「燕山荘でケーキを食べたい!」
これも無事に達成です。

泊まってみたかった山小屋に泊まること。
そこで食べてみたかったものを食べること。
仲間と一緒に過ごすこと。
そんな一つひとつも、登山の大切な思い出になります。
「山頂に立つ」だけが、山の楽しみではない事を改めて感じました。

外を見れば相変わらずの雨と風。
翌日の天候回復を願いながら、この日は早めの就寝となりました。
さて、明日は燕岳の山頂へ行けるのか?
雨の燕岳ツアー、2日目へ続きます。



