唐松岳ツアー Day① ~雨と風、その先に待つ山小屋へ~
唐松岳ツアー1日目。
今回の参加者は4名。皆さんにとって北アルプスは初めての挑戦です。
早朝に東近江を出発し、八方尾根ゴンドラ乗り場へ向かいました。天気は雨。降り方はそれほど強くありませんでしたが、風が非常に強く、普段なら多くの登山者で賑わう駐車場もガラガラでした。

ゴンドラとリフト2本を乗り継ぎ、一気に標高約1,800mの世界へ。雨具を身にまとい、いよいよ登山開始です。

雨は弱く、歩くことに大きな支障はありませんでしたが、稜線へ向かうにつれて風の強さが増し、北アルプスの厳しい自然を肌で感じる一日となりました。

ガスに包まれ視界は限られていましたが、登山道脇には可憐な高山植物が次々と咲いています。皆さん足を止めて写真を撮りながら、ゆっくりと一歩一歩、高度を上げていきました。



歩き始めて約4時間。降ったり止んだりする雨と、体を揺さぶる強風に体力も少しずつ奪われ、疲れが見え始めた頃、目の前に標高2620m 唐松岳頂上山荘が姿を現しました。


山頂(2696m)まではここから約20分ですが、この日の行動はここまで。無理をせず、安全第一の判断です。
山小屋に入り、雨風から解放されると、張りつめていた緊張の糸が切れたのでしょうか。しばらく呆然と立ったまま動けなくなる方もおられました。それでも皆さんの表情には、「ここまで来た」という達成感がしっかりと浮かんでいました。


山小屋泊が初めてという方もおられましたが、一日の疲れもあってか、この日は皆さん20時には就寝。
明日の天気予報は昼前から晴れ。風も落ち着き、絶好の登山日和になりそうです。
今日見られなかった北アルプスの絶景が、明日は私たちを迎えてくれることを期待しながら、一日目を終えました。


