南極大陸最高峰ビンソンマシフ遠征記⑤上陸
2025.12.30(火)
いよいよ南極に向かいます。流石に気持ちが昂り、なかなか眠れないまま朝を迎えました。

午前5時20分にALEに行き、空港に向かう大型バスに乗りました。空港に着き、昨日預けた荷物を受け取りチェックインを済ませ搭乗ゲートに向かいました。ここで、日本からテレビ番組の制作に来ていた方々とお会いしました。「世界くらべてみたら」という番組で、今回は「南極ってどんなところ?どんな人が来ているの?」というのを子ども達にも分かりやすく伝える番組内容にしたいそうで、彼等は南極に着いた後は飛行機で南極点を目指す人達に同行するとのことでした。私の事を知っていてくださり、少し取材をしていただけました。面白そうな番組で、放送が楽しみです。2026年3月に放送予定だそうです。
8時過ぎに搭乗し、4時間弱かけて南極を目指します。軍用機だ、窓がない飛行機だ、とかの噂がありましたが、実際は普通の旅客機でした。乗客は50人程なので、席は自由で私を含めて全員が窓側の席に座っていました。

着陸30分前のアナウンスが流れると、全員、荷物の中から防寒着とサングラス、グローブを取り出して着用しました。大雪原を想像していましたが、窓の外には黒い岩肌が見える山々がたくさん見えてきました。


ブルーアイスの滑走路に飛行機が着陸すると機内は拍手と歓声が上がりました。目的は違っても、皆んなそれぞれ強い想いを持って来ているんだなぁと感じました。
飛行機から出ると、日差しもあり気温は−6℃。思ったより寒くなく、それよりも氷の大地がよく滑り、転ばないように歩くのが大変でした。

南極だ。
多くの方々のおかげでこの地に立たせていただいている事に改めて感謝しました。
飛行機を降りると、雪上車に乗り15分程離れたユニオングレイシャー基地に到着しました。ここはビンソンマシフ登山をする人、南極点を目指す人、ペンギンを観にくる人などが集まる拠点です。立派なテントがたくさんあり、食堂、トイレ、シャワーがあり、南極のグランピング場のような場所です。Wi-Fi環境も整っていて、これを利用してこのブログもアップしています。




我々ビンソンマシフ登山をする人は、ここから更にスキーを履いたプロペラ機で移動するのですが、ビンソンマシフ周辺の気象条件が良くないようで、一日中待機をしていました。結局この日は飛ばずに、ユニオングレイシャーのテントで泊まる事になりました。太陽の周りには大きなハロができていました。明日は天気は下り坂なんでしょうか?
人生初の白夜。ずっとテントの中が明るくて、昼寝してるような感覚でした。




